ドルフィンスルーのやり方

ドルフィンスルーが上手く出来ますか?このテクニックはきちんとマスターするには3〜5年かかるとも言われていますね。
とは言え、ボディボードの楽しさは、やはり気持ちよく波に乗ること。
その為には沖にに出なくてはならないので、その沖に向かっていくことをゲッティングアウトと言います。

 

 

そして、沖に出るには波を乗り越えていかなくてはいけませんが、波が大きくてどうしても越えられないようなら、下を潜っていこうという考えから生まれたのがドルフィンスルーです。

 

 

ですが、ビギナーの方は板が沈まず、大きな波だとうまくいかずに流されるという人も少なくないでしょう。
それでなくても単純に波を越えるといっても結構難しいものです。

 

 

ですが、波に真正面から入り、ボードのノーズをしっかり押さえれば思ったより簡単に越えられるんです。
怖がって顔を引いて、それにつられて手でノーズを掴んで浮かせてしまうと、そこに波をくらって前に進めないという事になります。

 

 

練習をしていれば、どうしても波を突っ切ることも上を越えられないという波に出会うので、その時にはじめてドルフィンスルーのテクニックが必要になってきます。
あくまで目的はゲッティングアウトすることなので、必要に応じてドルフィンスルーが使えるように練習しておく必要があります。

 

 

ドルフィンスルーのやり方やコツとしては、まずはボードの沈め方から説明すると、胸の下くらいまでボードをグッと引き込み前のみりなって、波の下に視線を落として、次に頭を後ろに引かないように気をつけながら腕立てふせをするように腕を伸ばして、目いっぱいの力でボードを押し込みます。そして、ノーズをしっかり持って膝で力いっぱい押してあげます。

 

 

これでボードを沈めることが出来る筈です。この時の手の位置はボードの上の方で、ノーズよりのレール(両サイド)の部分で、胸の横あたりに置くとやりやすいでしょう。
それでも水中にボードを沈める瞬間は一番怖いので、頭を引いてしまいがちになるものです。

 

 

その為、波の下を頭から潜っていく姿をイメージして行うと恐怖感がなくなってスムーズな動きが出来るようになります。
そして、次は波の向こう側に出る為に上がらないといけませんが、人によってやり方は様々です。

 

 

私の場合は、手はノーズの部分をしっかりと持って、視線を上に向けて頭を上げていき、ボードの後ろのテール部分を膝で押さえて蹴り上げるようにします。そして上がる時は膝をボードからはずして足を伸ばすようにします。
ボードには浮力がある程度備わっているので、足でボードのテールを押さえてあげると、おのずとボードは水面に上がってきます。

 

 

また、ドルフィンスルーをするタイミングとしては、波が崩れる寸前に潜り、波の裏に出るようにすると良いでしょう。
いずれにしても、ボードを沈めるところから水面にあがるまでの一連の動作がスムーズに出来るようにしっかり練習をしましょう。

 

TOPへ